光免疫療法という癌治療


どーもタカリコです。

 

 

聞きなれない言葉ですが、『光免疫療法』というものがあります。

 

光免疫療法は2011年に米国立衛生研究所(NIH)の小林久隆主任研究員らのグループが開発。これまでのがん治療法と大きく異なる新しい治療法です。

 

 

”楽天はがん治療事業に参入する。新しいがん治療法として注目される「光免疫療法」の商業化を進めている米ベンチャー企業、アスピリアン・セラピューティクス(カリフォルニア州)に2割超出資して持ち分法適用会社とする。楽天は電子商取引(EC)会員の健康データと組み合わせた医療サービスを検討し、新たな収益源に育てる。

米国では既に臨床試験(治験)が始まっており、数年後には認可される見通し。楽天は日本でも早期に手続きを進める方針だ。” (日経より引用)

 

 

 

現在、がん治療のメインの流れは、免疫療法になっています。

 

どのように治療するのか。がんに特異的にくっつく抗体に特定の赤外線を照射します。すると、直後からがん細胞のみの壊死が始まります。

 

画期的なことは、これがさまざまながんに適用できる可能性がある。

それでは、どのくらい効くのか。奏効率というものがありますが、これは1カ月後にがんの大きさが30%以上小さくなってる比率を示す数字です。

 

光免疫療法は第1フェーズのテストでは、ほぼすべての患者に奏効がみられました。もうこれ第2フェーズまで終わっていて、第2フェーズではさらにいいパフォーマンスになっていると思います。

 

もう1つの指標として、もうがんは見当たりませんというレベルにまで完治する完全奏効率というのも、あくまで第1フェーズですが3割程度に完全奏効がみられています。

第2フェーズの数字は、これよりも改善しているとのことです。

 

副作用についてはまだ情報が足りていないので、今後ももう少し調べていく必要がありますね。

”本当に抗体が癌細胞にのみ特異性を発揮できるのか!?”

そこらへんが気になります。

 

 

したらねー!

タカリコ

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