殻付き卵なのに味がある
どーもタカリコです。
殻付きゆで卵。
コンビニでよく見かけるんですけど、なんで殻付きなのに味がついているんでしょうか?
不思議じゃないですか?
たまごの構造は、外側から卵殻、卵殻膜、卵白、卵黄となっています。
そして、卵殻はほとんどが炭酸カルシウムからできています。
あんな硬い殻に覆われているのに、どうやって味をつけるのだろうか?
可能性を考えてみました。
・注射で塩水を注入しているのではないか
・しょっぱい飼料を与えることで、味付きの卵を産むのではないか
でも
・注射で塩水を注入しているのではないか
→あの殻に傷をつけずに塩水を何か所も注入するのは無理なのでは。。。
・しょっぱい飼料を与えることで、味付きの卵を産むのではないか
→鶏が生きるために、自分の体内の塩分を卵に排出するというのは、
つまり、 ”鶏にとって大切な卵を無駄にしてでも、生き延びなければならない状況を作る”
ということになり、あまりにも鶏の身体にとってリスクが大きいのではないか。。。
色々と可能性を考えたけど、 ”これだ!” というアイデアは浮かびませんでした☆
ここで、グーグルさんの登場☆☆
答えは以下の通りでした。
1.たまごをお好みの硬さまでゆでます。
2.ゆであがったら、あつあつのまま高濃度の塩水につけます。
今回は水100gあたりに食塩を36g溶かして、
飽和食塩濃度(26.4%)ギリギリを攻めました。
3.それを24時間ねかせて出来上がり!!
見た目はあまり綺麗じゃないですけど、美味しくできました☆☆
卵殻には、厚さ0.26~0.38mmの多孔質で、その気孔の数は7000~17000個もあるようです。普段はこの気孔で卵の胚のガス交換を行っているのですが、今回はその気孔を食塩の分子が通り抜けたんですね。
ちなみに、黄身の色がオレンジ色じゃないのは、色素を餌に混ぜていない自然農法の卵だからです☆
こういう身近な疑問も、まずは自分の頭で色々と妄想してみることをオススメします☆
したらねー!
タカリコ